行動の優先順位をつける考え方
一日24時間は、誰しも平等に与えられたものです。
この24時間で、
- 案件Aと案件Bを片付けないといけない
- 早く寝たいし、ドラマも見たい
- 勉強すべきだけど、マンガを読みたい
など、様々なことに優先順位を設けて対処していますよね。
このように、私たちの日々には、
- やりたいこと
- やりたくないこと
- やるべきこと
- やるべきでないこと
が渾然一体となって存在しています。
だから、
いま何をするのがベストか
これを判断することが難しく感じませんか?
例えば、仕事が終わったら、
- ブログを書く
- お酒を飲む
- 英語の勉強する
ということを、しようと考えているとします。
さて、何から着手すると、最もハッピーなのでしょうか?
この問題を、
「幸福」と「時間の長短」の4象限で整理する考え方を、提案します。
まず、
幸福 = リターン - コスト
と定義します。
ここでの「リターン」とは、
- 生存欲求:衣食住を充足する、またはそのために必要なお金を稼ぐ
- 社会的欲求:他者に褒められる、認められる
- 自己実現欲求:自分らしくある
この3つのうち、どれかが満たされることを意味します。
一方、「コスト」とは、リターンを得るために投入するお金や労力です。
つまり、幸福とは、
より少ないお金や労力で、
より多く欲求が満たされることで最大化されると考えます。
では、
- ブログを書く
- お酒を飲む
- 英語の勉強する
という行動を、4象限にプロットしてみましょう。
私の場合は、以下のようになります。
お酒は、すぐに快楽が得られ、身体的に満足します。
英語は、勉強している時に好奇心が刺激されるし、
「英語で友達と話せる自分」の実現に繋がると考えられます。
ブログは、書くのが大変ですが、
将来の収入に繋がるという生存欲求が満たされるとともに、
「小さな努力をコツコツ続けられる自分」が実現できると考えています。
このようにプロットすることを通じて、
短期的な幸福+長期的な幸福(x+y)
が大きいものから優先して取り組んでいけば、
限られた時間で、幸福度が最大となるのではないでしょうか?
また、プロットした行動が、
4象限のどこにあるかによって、以下のように分類できると考えます。
- 短期的にも長期的も幸福でない:回避する
- 短期的には幸福だが長期的には幸福でない:趣味程度に留める
- 短期的にも長期的にも幸福:習慣にする
- 短期的には幸福でないが長期的には幸福である:努力するor外注する(誰かにお願いする)
あなたの今週の予定は、どのようにプロットできますか?