サラリーマン三鷹の通勤時間

日々の通勤時間や休憩時間に見聞きした情報を、自分なりに咀嚼します

モテの螺旋から降りて結婚する

前回、ゴッホさんの「恋愛工学の教科書」について書きました。

sadafumimitaka.hatenablog.com

 

前回の投稿に書ききれなかったのですが、恋愛工学には1つ問題があると思います。

それは、

もっと良いパートナーが見つかるのではないか?

という、際限のない欲望と戦わなければないということです。

 

家庭を持つ気がなければ、問題にならないかもしれません。

しかし、家庭を持ちたいのであれば、

(いつかは)折り合いを付けて、パートナーを決める必要があると私は思います。

 

では、折り合いをつけるべきタイミングは、いつでしょうか?

それは、いつ、子どもが欲しいかによると私は考えています。

(前提として、結婚は、子どものいる家庭を築くための制度だと私は考えています。)

 

女性であれば、加齢とともに、健康的に妊娠~出産ができる確率が落ちていきます。

男性であれば、加齢とともに、育児に注ぐことのできる体力が落ちていきます。

以上から、子どもが欲しいと思うなら、早く結婚相手を決める方が得策だと思います。

 

結婚相手としてアリな人を、以下の手順で絞り込みます。

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女性にとっては残酷な話ですが、ほとんどの場合は、

セフレ以下か否かは出会ったときの第一印象で決まっています。

つまり、

友達からセフレへ、セフレから本命へ・・・

ということは、ほとんど起こりえないということです。

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注目していただきたのは、

一緒に子どもを授かって育てていけそうか

という部分です。

 

結婚相手として良いか悪いかを判断することは難しいので、

時間をかけても判断しきれない、という人は少なくないと思います。

以前の私も同様で、

危うく「理想の結婚相手」を探して永遠に彷徨うところでした。

これから結婚相手を探す人も、

既に恋人と長らく交際していて結婚を考えている人も、

家族としてのパートナーに求める要素が明確でないことが、

うまく結婚の判断を下せないことの大きな原因だと思います。

もしも、子どもが欲しいから結婚したい、と考えているとすれば、

一緒に子どもを授かって育てていけそうか

という点で判断すれば、答えが出る思います。

 

つまり、

  • 元気で優良な子どもを授かれる可能性を感じられるか
  • 子育てに必要な最低限のカネ(稼ぐ力)、気力、体力を備えているか
  • 譲れないもの(子育てや生計に関する重要な価値観)が相反していないか

という観点でアリと感じられる人の中から、

最良の選択肢を取ればいいということになります。

 

一方、上記の観点から相手にアリだと思われる見込みがないのであれば、

別の人にコミットする方がハッピーです。

ここから主に女性に向けて伝えたいのですが、

強引に結婚話を進めても、ポシャるか不幸な結婚生活に至るかすると思います。

そんな方は、どういう方向で努力すべきでしょうか?

あやにーさんのVoicyを聞きながら、考えました。

voicy.jp

 

次の手順で、頭を整理してはいかがでしょうか?

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どんな人と子どもを授かって育てたいか

 以下の観点から、結婚相手の対象を絞り込むということは、既に述べましたね。

  • 元気で優良な子どもを授かれる可能性を感じられるか
  • 子育てに必要な最低限のカネ(稼ぐ力)、気力、体力を備えているか
  • 譲れないもの(子育てや生計に関する重要な価値観)が相反していないか

さて、あなたが結婚相手と目する人は、どういう価値観の人でしょうか?

つまり、結婚相手にどんなことを求めてる人でしょうか?

 

ライバルはどんな人達か

結婚相手のイメージを絞ると、

その人を、どんなライバルと奪い合うこととなるかが見えてきます。

例えば、あなたはテレビが大嫌いで、テレビのない生活を送りたいとしましょう。

すると、テレビがなくても困らないパートナーを求める人がライバルで、

そうでない人はライバルではない、ということが明確になりますよね。

 

ライバルよりも秀でた強みは何か

ライバルよりも魅力的でなければ、

自分が結婚相手として選ばれることはありません。

換言すれば、ライバル以上に価値を感じてもらう必要があるということです。

その価値提供は、どんな強みがあるからできることなのでしょうか?

 

強みを支える「財産」は何か

あなたはタイ料理が大好きで、

タイ料理を作ることについては、そこらの料理好きよりも上手だとしましょう。

あなたがタイ料理が他の人よりも上手に作れるのは、

これまで多くのタイ料理を調べる、食べる、作る、

といった経験を人よりも多く積んできたからです。

この経験の蓄積が、タイ料理が上手という強みを支える「財産」になっています。

 

「財産」を増やすために何をすべきか

強みを支える「財産」は、一朝一夕には形成できません。

だからこそ、ライバルの追随を許さない強みたりえるのです。

この強みを伸ばし、より高い価値を提供するためには、

「財産」の形成に寄与することを、より積極的に行うのが良いです。

引き続きタイ料理を例にすると、

これまで以上にタイ料理を調べる、食べる、作る、という活動のために、

お金と時間を投入すべきということになります。

 

以上のような考えは、ビジネスにも通じるものです。

というより、むしろビジネスから生まれた考え方で、

マーケティング戦略を練る上で重要なものです。

佐藤義典先生の著書がとても参考になるので、ご紹介しておきます。

白いネコは何をくれた?

白いネコは何をくれた?

 

 

図解 実戦マーケティング戦略

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